金時山(神奈川県)

山を歩く

箱根外輪山の北に位置する、1,212mの山です。日本三百名山の一つだそうです。登山関係の資料をみると初級者コース。小学生の頃、遠足で登ったことがあるような・・・でもすっかり記憶が無くなっているので、今回が初登頂のようなものです。

箱根湯本~仙石原~乙女峠入口

小田急の湯本駅からバスで登山口まで行き、一旦降りて、最寄のセブンイレブンでコーヒーブレイク。家からここまで来るだけでお腹がすいてしまったので、友人の手作りケーキを頂いてスタミナ充填!そこから舗装道路を歩き、乙女峠入口からスタート!

乙女峠の展望台から雄大な富士山が見えます。が、今回は雲の合間からチラチラッと。

乙女峠から、いざ金時山へ

もうひと踏ん張りです。11月ですが、とても暖かく、保温効果の高い長そでシャツを着てきた私は大汗をかいて、脱水気味です。

山頂に近づくと、上り坂もきつくなります。いつものように息があがる私。ここからゆっくりゆっくり足を進めます。一緒に行った友達夫婦は余裕の表情。「ビールまであと少し!」とつぶやく二人。「休みわけにはいかない。」と焦る私。笑

そして今回も無事に山頂にたどり着くことが出来ました。富士山は、もったいぶるように頭をかくしたまま。ですが、とても美しい青空と景色を満喫。記念写真をとったら、いよいよお昼ご飯!そしてビールですね。頂上は凄い強風だったのですが、ビール美味しかったです。それにしても、頂上でビールを飲む余裕が出来たなんて、私も体力ついてきました。

金時山から公時神社へ下山

下山の時は、景色や草木を楽しみ余裕が出ます。紅葉はまだちょっと早かったみたい。というか、頂上付近は紅葉したけれど、数日前の嵐で吹き飛んでしまったみたいです。標高の低い場所の紅葉はもう一息という感じでした。ハイキングコースにはりんどうの花が咲いていました。

金時神社じゃなくて「公時」神社なのですね。でも読み方は同じ「きんとき」です。足柄山で育ったと伝えられる金太郎(のちの坂田公時)を祀った神社だそうです。こどもの神様、健康の神様として親しまれているそうです。神社の近くに「金時宿り石」という大きな石があります。パワースポットだそうです。最初は大きな石だったけれど、昭和6年に突如二つに割れたのだそうです。

仙石原からバスで箱根湯本に戻る

ながらく箱根に来ていなかったので、すっかり忘れていましたが、夕方になると箱根をおりる車で道路が大渋滞するんですよね。今回もバスに乗ったものの、途中から歩いた方が早いんじゃないかというスピードになりました。しかも、バスは200%ぐらいの乗車率。疲れ果てて湯本について、今回はこちらの温泉に入りました。昭和レトロ感満載。「大丈夫なの?ここ?」と恐る恐る入りましたが、とっても居心地の良い場所でした。本当に露天風呂だけなので、真冬は寒いかもしれないけれど、今回は最高でした。お風呂の後は、併設の食堂でビールとおつまみで喉を潤して、家路に帰りました。

今回の登山に誘ってくれた友人夫婦に感謝です。楽しい思い出をありがとう。

                                                                             2023年11月

お役立ち情報

金時山情報:箱根なび

公時神社:公時神社ホームページ

露天風呂かっぱ天国:露天風呂かっぱ天国ホームページ

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