甲武信ヶ岳

山を歩く

甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は2,475m、日本百名山の一つで、山梨県・埼玉県・長野県にまたがる山です。

毛木平登山口から甲武信ヶ岳に登る

日帰り登山の場合、登山口は長野県川上村の毛木平登山口と山梨県山梨市の西沢渓谷入口の2つがあるようです。私は今回、友達の車に乗せてもらい、毛木平の駐車場に止めて登りました。朝7時の時点で6~7割うまっていました。毛木平からの往復は約15kmあり、7~8時間かかるため、皆さん早くからスタートしていました。

最初のうちは、足場がほどよく整備されていて、大型の車も入っていけるような道が続いています。しばらく歩いていくと、千曲川の流れに沿った道になります。川の音を聞きながら歩きます。トレッキング感覚です。時々足場の悪いところや、廃木でつくられた橋や階段を歩きますが、危険なところはありません。近年の大雨で木が倒れたり、土砂で道が崩れたりしているところもありますが、適度に整備されています。

登り始めは気持ちに余裕があるので、植物の写真など撮ってみました。

詳しい時間は覚えていないのですが、2時間半ぐらい歩いたところで、ナメ滝が見られます。
ナメ滝とは、山の用語で「岩肌をすべるように水が流れ落ちる形態の滝」のことだそうです。

登り続けていると、川はせせらぎに変わっていきます。せせらぎの優しい水の音を聞きながら歩きます。しかし、優しい音とは対照的に、登山道の傾斜角度はあがっていきます。「苦しい!引き返したい!」という思いが心によぎりますが、「千曲川の源流までは頑張ろう!」と言い聞かせて再び歩きます。

こちらが千曲川源流です。ここから上には水がありません。水が湧き出ています。鎖につながったステンレスのマグカップが置いてあります。冷たくてとてもまろやかな優しい味です。

ここからいよいよ本格登山道です。急登です。私は高山病になりやすいので、5~10分に1回休憩をとりながらゆっくりゆっくり登ります。(既に呼吸が荒くなっていたので、しっかり水分・栄養を取り、深呼吸で呼吸を整え、持参の酸素を吸引します。)

1時間ぐらい登ると分岐にたどりつきます。木々の隙間から遠くの山の景色が見えます。頂上が近づいてきたと感じられる道になります。

最後は、岩山を這い上がる感じで頂上にたどり着きます。タッチの差で富士山を見ることは出来ませんでしたが、雨に降られずここまでこれて、大満足。山の名前は詳しくないので、どの山がみえているのかわかりませんでしたが、遠くまで広がる景色を堪能することができました。少し先の山小屋に行ってきた人が、「今日は15時ぐらいには急に天気が悪くなるから、最短ルートで降りた方がいいよ。」と言われたらしく、私達も急いでおにぎりを食べて下山します。

途中で、一匹の鹿に遭遇。遠くからお互いに見つめあって、お互いの動きを観察。

16時、無事に毛木平駐車場に戻ってきました。駐車場の車は3台だけになっていました。

毛木平からの甲武信ヶ岳登山は、千曲川の川のみずみずしい響きや、岩や倒木の上に生える美しい苔、標高があがるについれてどんどん変化していく植生、一日中マイナスイオンを浴びながら歩くことが出来て、とても気持ちの良い登山となりました。そして初めての往復15kmはなかなかタフな登山でもありました。

2023/09/03

アクセス方法

【公共交通機関を利用する場合】

🚌西沢渓谷入口 :JR中央本線塩山駅から「窪平・西沢渓谷線」バスに1時間乗車して、西沢渓谷入口に到着。バス料金は1030円。行きも帰りも1日4本ぐらいあるようです。山梨交通バスHP参照
タクシーを利用する場合は、約7,000円ほどかかるようです。

🚌毛木平登山口(もうきだいら):
JR信濃川上駅から「川端下行」(村営バス)乗車25分で梓山まで行き、そこから徒歩1時間で毛木平登山口到着。バス料金は550円。行きも帰りも1日9本ぐらいあるようです。川上村観光案内HP参照
タクシーを利用する場合は、約7,000円ほどかかるようです。

【マイカー利用の場合】

🚗西沢渓谷入口無料駐車場(約60台)

西沢渓谷無料駐車場がいっぱいの場合は、そこから塩山寄りに5分歩いたところに「道の駅みとみ」があり、1000台ほど止められるようです。トイレ完備だそうです。渓谷入口から20分ほど歩いたところにも公衆トイレがあるようです。

🚗毛木平駐車場(約60台)

駐車場には水洗の公衆トイレがありますが、水の流れが弱いので、水道の水をバケツに組んで勢すような感じです。バケツがトイレ内に置いてありました。

タイトルとURLをコピーしました