千条の滝〜浅間山・鷹巣山〜飛竜の滝〜甘酒茶屋

山を歩く

4月24日放送の「帰れマンデー」で放送された箱根旧街道と甘酒茶屋を目指して、箱根の低山ハイクに行ってまいりました。
5月5日朝8時30分、箱根登山鉄道の小涌谷駅からスタートです。

千条の滝

ゴールデンウィークですが、朝の箱根登山鉄道はとても静かです。生まれて初めて降りた小涌谷駅、今日の旅はここからスタートです。

自然を感じに来たのに、いきなり工事現場・・・新たなリゾート開発でしょうか。
先が思いやられるけれど、気にせず行きます。

この白いトタン板の壁がなければ、かなり良さそうなところですが・・・
まあ、狭い日本ですからね。気にせず行きます。

10分ぐらい歩いたら、いきなり現れました。千条の滝です。私の技術では、癒しの雰囲気をうまくお伝えできませんが、気持ちが浄化される感じです。

千条(ちすじ)の滝という名前だそうです。横に広がる苔むした岩の隙間から、幾筋もの清水が流れ落ちています。周りにはモミジやカエデが多く、この季節は美しい黄緑色の葉が爽やかに出迎えてくれましたが、秋は紅葉が美しいだろうと思います。7月ごろにはゲンジボタルが飛び交うようです。

浅間山・鷹巣山

千条の滝を後にして、次は浅間山へ向かいます。とても歩きやすい山道が続きます。

浅間山(せんげんやま)に到着。標高は801m。低山なので、遠くの山々が見渡せる景色ではありません。でも、小学生の遠足だったら、ここでお昼のお弁当タイムになるのかな?という広々として気持ちの良い原っぱです。

所要時間は、小涌谷駅から1時間弱です。

次は鷹巣山へ向かいます。浅間山よりは手応えのある坂が続きます。初夏のような気温だったので、小さな虫たちが活発化していました。虫除けスプレー必須です。でもまだ蚊がいないだけマシ。

鷹巣城跡という看板があり、そこが山頂と思いきや、YAMAPはまだ到着していない。山頂はもう少し先のようなので、歩いて行ってみましたが、山頂の看板は見当たらず。鷹巣山(たかのすやま)は標高833mです。

飛竜の滝

次は飛竜の滝に向かいます。

木洩れ陽が美しい。

滝の音がかなりはっきり聞こえます。この竹藪の向こうにあるに違いない。奥の方に細い道があります。方角的には、この道が合っているように思うのですが、看板がない。手前の道を降りていくと音から遠ざかる。YAMAP をみたり、Google検索したりして悩んだ末、音が遠くなるけど畑宿方面へ降ります。

一度遠くなった滝の音が、再び近づいて来ました。看板もあった!

そして突如現れた、逞しい滝。生まれてからずっと神奈川県に住んでいて、何度も箱根を訪れたけど、この滝の存在を知らなかったです。不思議すぎる。何故だ。

小涌谷駅からスタートすると、ここまで1時間半ほどですが、畑宿方面からなら15分ぐらいで来れるようです。

橋を渡ると、ちょっとした鎖場があり、それを上がると、さらに滝の上部に到着。まだまだ上にも滝があります。癒し&パワースポットです。鎌倉時代、修行者がこの滝に打たれて身を清めたと言われています。

上段15m、下段25mと2段に分かれて流れ落ちています。合計40mってかなりすごいと思います。

甘酒茶屋

畑宿バス停まで降りてまいりました。最初はここから箱根湯本に戻る予定でしたが、テレビ「帰れマンデー」の甘酒茶屋に行ってみたくなり、予定変更。ちょうどお手洗いがあったので、ここで一息ついてから、再び箱根旧街道を登っていくことにしました。

ここからは、石畳の道が多くなります。県道732号を通ったり横切ったりしながら登っていくのですが、本日一番の急登でした。ここで汗だくになりました。

美晴茶屋って景色良さそう。まだまだ元気だったので、寄り道して、この急階段を上がってみました。

いい景色。

ライダーがいっぱい。歩いてくるところじゃなかったか 汗

もうすぐ甘酒茶屋。あと少し、頑張ろう!

12時48分、甘酒茶屋に到着

甘酒茶屋さんは、箱根町畑宿二子山にあります。駐車場もあります。年中無休だそうです。

ホームページはこちら

美味しかった。このあとは、甘酒茶屋前のバス停から、バスに揺られて箱根湯本に戻りました。

爆睡です。本日もよい山業でした。

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