雪の明星ヶ岳

山を歩く

連日雨が降り、しかも前日は雪が降りましたが、降雪量は大したことがなさそうだったので決断。人生2回目のアイゼン持参の登山となりました。計画では明神ヶ岳と明星ヶ岳にトライする予定でしたが、足場の悪さと体力を考慮して、途中で計画を変更しました。
明星ヶ岳は標高924m、箱根の外輪山の一つです。毎年8月16日の夜に大文字焼きが行わる山です。

箱根登山鉄道 強羅駅から登山口まで

3連休ですが、早朝なので箱根登山鉄道はガラガラです。箱根湯本から強羅まで約30分、スイッチバックと白銀の世界を楽しみながら過ごします。

箱根登山鉄道 運転席からの景色 白銀の世界です

登山する日は何故か暖かい日が多かったのですが、今日は極寒です。友人がホッカイロをくれたので、お腹にペタッとさせていただきました。いつも気配りの友人に感謝です。

朝7時55分 強羅駅に到着

強羅駅から一旦下って、早川の橋を渡り、住宅街を抜けて30分ほど歩きます。迷いやすいので、案内標識を見逃さないように注意して歩きます。

大文字焼きの部分にガスがかかていますが、いい天気です

快晴の明星ヶ岳です。ワクワクしながら歩きます。大文字焼きの部分がガスってみえません。

登山口から鞍部まで

遠くからは真っ白な山ですが、登り始めの登山道には雪はほどんどありませんでした。30分はひたすら住宅地?別荘地の横を歩きます。時々工事作業の音が聞こえて来たります。

いざ明神ヶ岳
連日の雨と溶けた雪で足場は悪かったです。でも、まだ早朝なので、まだ序の口。

今回は、運動不足のため、登り始めから息があがってしまい、写真を取れなかったのですが、とりあえず途中から足元の雪はあるももの、アイゼンは必要なかったです。

11時頃に鞍部にたどり着きました。足元ふかふかです。

鞍部の手前で、私達を追い越していった男性陣が下りてくるところに遭遇。「明神ヶ岳は大変ですよ。雪の重みで倒れた笹が邪魔して前に進めませんよ。」と教えてくれました。既に体力の限界を迎えていた私達(私だけですが)は時間的にも体力的にも厳しいと考えて、明星ヶ岳経由で下山することを決断しました。

鞍部から明星ヶ岳まで

しかし、明星ヶ岳までの道も甘くなかった。笹で遮られた登山道を腰をかがめて歩きます。腰が痛くなりました。そして、うっかりカバーを忘れたので、私のバックパックはびっしょり濡れました。笹が顔にあったって、傷もできてしまいました。傷が治りにくいお年頃なのに、不覚にもやってしまいました。笹道をひたすら30分。「雪がなかったら、いい道なんだろうなあ。暑くなる前にもう一度来たいな。」と思いました。

そろそろ腰が限界。

そして、頑張った私達を出迎えてくれたのは、新雪の銀世界!ありがとう!大自然に感謝!
晴れ間も見えて、最高です。お行儀が悪いですが、座るところが無いので立ったままでおにぎりを食べました。おにぎりを食べて、お菓子交換して、写真撮影して、、、楽しかったです。

グリコのポーズ 都市がばれますね。

明星ヶ岳から下山

ちなみに、この素敵な広場はまだ明星ヶ岳ではありません。さらに10分ほど進むと明星ヶ岳山頂です。山頂というか広場です。石碑があります。

大文字焼の真横を通ります。強羅のリゾート地帯を一望できます。そして本当はここで富士山がみえるらしいのですが、今回はお預けです。残念。

下山時は、太陽が顔を出すたびに木の枝についていた氷や雪がとけて落ちてきます。登山道は雨降状態です。バックパックはびしょびしょ、足元もびしょびしょで、大変でした。

13時 無事下山

いつものお約束 カフェで寛ぎタイム

下山後、強羅に戻ろうと思いましたが、小田原行のバスが来たので飛び乗りました。しかし「休日のため、これから先渋滞が予想されます。お急ぎの方は箱根登山鉄道にお乗り換え下さい!」とのアナウンス。「そうだった、休日の箱根でバスに乗ってはいけなかったんだ。」ということで、宮ノ下駅で下車。まだ時間が早いから、ゆっくり箱根を堪能して帰ろうということになりました。

 宮ノ下のNARAYA CAFFさん。足湯しながらお食事ができます。ギャラリーやショップもあります。

私達は足湯はせずに、ホットドッグとコーヒーをいただき、まったりと反省会。

カフェでくつろいで駅に向かう途中、カフェの隣にもう一軒お店があるのを発見。こちらのメニューも惹かれる。次回はこちらにお邪魔してみようかな。

宮ノ下駅からの箱根登山鉄道は、とても混んでいました。でも、渋滞はないから定刻に箱根湯本に到着。すごい人混み。三連休ですからね。
予定通りに行かないこともありましたが、怪我無く戻ってこれて、計画してくれた友人に感謝です。

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