看護師がケアマネの試験に挑戦

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 昨年、私は介護支援専門員の試験の挑戦しました。看護師として施設で働き始めて、5年ぐらいその思いを温めていたのですが、勉強する時間がとれそうだったので、思い切って挑戦しました。

ケアマネージャーってどんな仕事?

介護支援専門員ってケアマネージャーのこと?

そうよ。正式名称が「介護支援専門員」なの。
現場では「ケアマネさん」と呼ばれているわ。

介護支援専門員の定義[介護保険法第7条第5項(要旨)]は以下の通り。
 介護支援専門員とは、要介護者等からの相談に応じ、要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な介護給付等のサービスまたは特定介護予防・日常生活支援総合事業を利用できるよう、市町村、サービス提供事業者や施設、特定介護予防・日常生活支援総合事業を行う者等と連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識や技術を有する者として、介護支援専門員証の交付を受けた者。

 介護保険制度は、ケアマネジメント(支援を必要とする人のニーズと社会資源を結びつける支援方法)が導入されており、利用者はマネジメントに基づいてサービスを利用します。このケアマネジメントを行うのが介護支援専門員です。

 利用者と相談してケアプラン(介護サービス計画)を立て、関係機関との連絡調整を行います。そして利用者がサービスの利用を開始した後は、定期的にモニタリングをして、必要に応じて計画を変更したり、事業者と連絡調整して、利用者が安心して過ごせるように支援します。

看護師がケアマネージャーになるメリットは?

 「ケアマネは大変だよ。大変な割に給料が安いから、看護師の方がいいと思おうよ。」相談した看護師仲間は口をそろえていいます。実際のところはわからないけれど、ネットで調べると確かに看護師の方が給与が良いようです。でも、経歴や職場環境によって違うので、なんとも言えません。でも仕事内容の面では、ケアマネさんは、家に仕事を持ち帰ったりすることもあるようだから、24時間365日利用者様のことを気にかけていて、オンオフが難しい仕事のように感じます。それに、他の職種では手の届かない無償のサービスを提供していることもあるみたい。「なんでも屋さん」って自分で言っているケアマネさんもいたような。

 でも、私がケアマネの試験に挑戦しようと思ったのは、やっぱりケアマネの知識って、看護師として地域で働く上で必要だと感じたからなのです。患者さんの不安は、「自分の家で暮らせなくなったらどうしよう。私はどこに行くのだろう。どうなるのだろう。」ってことだと思うのです。そしてご家族も同様に不安に思っていると思うのです。ここで、少しでも情報を提供することができたら、患者さんを安心させる看護につながると思うのです。詳しいことは、本職のケアマネさんにお願いするにしても、しっかり橋渡しをするためには、他の職種の仕事について理解を深めることも大事だと思うのです。

看護師がケアマネージャーになるための試験を受ける条件は?

過去には、国家資格があれば受験科目の一部免除もあったみたいだけど、
今はどうなの?

2018年からはすべてに人が同じ科目を受験することになったみたい。
看護師だから有利なことはなくなったってことね。

 ケアマネの試験は誰でも受けられるわけではありません。看護師の場合は2つのルートがあります。
  1.看護師業務に従事して5年以上であり、業務に従事した日数が900日以上であること。
  2.生活相談員などの職に就き、相談援助業務に5年以上従事したいていること。 
 私は1のルートで受験資格を得ました。受験資格については、介護支援専門員試験を実施している機関のホームページで確認してくださいね。
 因みに、日本全国どこでも受験できるわけではありません。東京は以下のような条件があります。こちらも勤務先か住所地に問い合わせてしっかり確認してくださいね。
  1.申込日現在、受験資格該当業務従事している場合、その勤務地が東京都であること。
  2.申込日現在、受験資格該当業務従事していない場合、住所地が東京都であること。
                公益財団法人 東京都保健福祉財団 ホームページ参照

 それから、試験日は12月ですが、申し込みは6月頃になります。提出する書類も沢山ありますので、転職歴のある人は、早め早めに準備しましょう。因みに私は、いくつかの職場に勤務証明をもらう時間がなく、2年ほど受験を見送りました。2年連続で”ひとり反省会”をしました。
 

今年は、1か月前から書類準備を始め、申込初日に郵送しました。4000人近い受験者の中で、受験番号は100番台ゲットです。やる気がみなぎっていました!

合格発表を見てみると、早い受験番号の人はほぼ合格している感じでした。
後になるほど、合格率がさがっている感じでした。やはり、申込時の気合いが大切です。

因みに2023年 神奈川県は 受験者3353人 合格者798人
正答率70%を基準として、問題の難易度を調整したそうです。


 

ケアマネの試験に合格するにはどんな勉強をすればいいの?

私の場合は、6月に試験申し込みを完了し、それから参考書を購入し、受験勉強を始ました。ハッキリ言って、遅すぎました。試験の内容は、介護支援分野・保健医療サービス分野・福祉サービス分野の3つに分かれています。私がまずぶつかった壁は、介護支援分野の介護保険の仕組み、社旗保障制度、保険者・国・都道府県の責務などなど。始めはぐちぐちと文句を言いながら、ページが全く進まない日々。

これって、ケアマネの仕事に必要???

そして次にぶつかったのは、参考書に書いてあることと、現実の違い。「介護老人保健施設」って自宅に帰ることが前提だから、期間限定じゃなかった?でも今は看取りまですることもある?ん?ん?読めば読むほど分からなくなってくるのです。そうなると、施設ごとに違いも覚えられなくなってきます。そして、さらに私を苦しめたのは施設の人員・設備基準です。もうパニックです。50歳の私にはこの暗記量は不可能だと思いました。

 でも、幸いなことに私は週3日の非常勤だったので、仕事のない日に集中して勉強をすることにしました。8月末までに過去問を3回こなしましたが、過去問の成績は不合格。9月からは毎日図書館に通い、高校大学受験生と席取り合戦をしながら、閉館の音楽が流れるまで勉強しました。もう、ひたすら暗記です。そういえば、8月からは、どこかの専門学校が毎朝やっているYOUTUBE配信が心の支えでした。とにかく暗記、暗記、暗記。

 結局最後まで、納得のいく点数は取れませんでしたが、無事合格することが出来ました。

私が使った教材は、ユーキャンの以下3冊です。
 1.ケアマネージャー速習レッスン
 2.ケアマネージャー過去問完全解説
 3.ケアマネージャー徹底予想問題集
 順番としては、過去問完全解説から始めました。1回目は回答率0%、解説を読んでも分からないので、その都度速習レッスンを開き、理解を深めました。それから、本を読んだだけでは理解不能だったので、色々なYouTubeを見ました。これが結構役立ったと思います。朝ご飯を食べながら、毎日YouTubeを見ていました。

 過去問2回目は回答率40%ぐらいになりました(答えを知っているので・・・)。でも、自信を持って他の選択肢を排除できないので、速習レッスンとYouTubeで頭に叩き込みます。

 過去問3回目、回答率60%ぐらいになりました。でも、暗記していないので、回答率は不安定。これ以上回答率をあげるには、速習レッスンの端っこの小さい字まで読む必要があると思い、隅から隅まで読みました。そして、暗記。最後まで避けていた数字の暗記に取り組みました。


 10月に入って、予想問題に挑戦しました。私の感想としては、予想問題は必要なかったと思います。難しいんです。自信とやる気を失います。保健分野が、看護師でも難しいと感じる問題。本番でもここまで難しい問題は出題されなかったので、時間の無駄だったと思いました。

 専門学校の講座は、試験が終わったと同時に始まります。通信講座は2月ぐらいからが多いのかしら。私は勉強時間が確保できたので、6月からでもギリギリ間に合いましたが、フルタイムで仕事をしながら勉するなら、やはり遅くとも2月ぐらいからは始めた方がいいと思います。それから、私は仕上がりが遅かったので、業者の模試は受けませんでしたが、当日緊張しないために模試を受けて慣れておくのも良いと思います。

ケアマネの試験に合格しただけでは、ケアマネになれない?

 ケアマネの合格発表の後、ほどなくして介護支援専門員実務研修の申し込み書類が届きました。そうなんです。今回受けたのは「介護支援専門員実務研修受講試験」と言って、この試験に合格しただけではケアマネージャーになれません。
 これから87時間以上の実務研修を受講します。それが終了したら、資格登録をして、介護支援専門員証の交付を受けて、初めて「介護支援専門員」と名乗ることが出来るのです。
 試験を受ける人は多いですが、研修を受ける人は少ないようです。試験に受かってしまえば、研修は来年でも良いようです。私は今年、時間的余裕があるので、受けてみようと思っています。研修の様子を語っているYouTubeを見ると、相当大変そうですので、無事終了することが出来ましたら、またブログに上げたいと思います。お楽しみに。

 

 

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